アニメ版ドージンワークの動向を見守る会

2007-03-07
確実になじみが低年齢化している様です。原作では一切萌え要素のないキャラクターなのですが、これは早くも作風に対するテコ入れを感じさせるキャラクターデザイン。

アニメとか漫画に於ける萌えなんてのはラブコメ以外には必要のないものだと僕は思います(或いは近年のいわゆる「萌えアニメ」)。結果的に制作側の意図せざるところで勝手に視聴者が萌えるというのが正しい萌え方、であって欲しい。まあ女の子を魅力的に描こうとするのは古くからそうだろうとは思うけれども、原作の絵と比べてこの様に萌え成分が増量しているのを見ると、多少「えー」と思いますね。

例えるならば股を大きく開いて「hey,come on!」と誘うアメリカ人女性と清楚な日本人女性の違い。一般的な日本人男性ならば前者に対して「うへぇ」と思うのではないでしょうか?萌えについての演出も同じ事で、「萌えるでしょ?萌えなさいよ、ほらほらねえねえ」となると、こちらも「うへぇ」となる。特に意図せざる演出に心ときめかせることこそ、いと好ましきかな。

制作会社は「まじぽか」つくったところみたいですね。まああれは萌え要素とギャグの配分が見るに耐える範囲だったので、まあ大惨事にはならなそうですけど。下ネタもやってたし。

しかしさらに気になるは記事の内容。

「私、同人活動始めます!」
大学生の長菜なじみは友人の露理に誘われて同人誌即売会に足を踏み入れ、すっかり感化される。人気同人作家を目指すと宣言するが、絵は下手だしマンガもさっぱりダメ。果たしてなじみは同人誌でヒットを飛ばすことが出来るのか!?

まず、主人公の長菜(おさな)なじみが高校生から大学生になっています。まあこれはネタを原作に沿わせようと思えばしょうがない措置。「苺ましまろ」で伸恵ねえちゃんが高校生から大学生になっていたようなもの。未成年の喫煙は法律で禁止されています。それと同様エロ同人も18歳未満の人間の目に触れてはいけません。ましてやそれを作るだなんて。しかし年齢は上がっていながらも外見は幼くなっていますが。

あと、なじみが金儲けの為に同人誌を描き出すというくだりが載っていませんね。もしアニメ版にこの設定がなかったら、さすがにどうかと思います。ていうか、一歩引いてベタに情熱を注いでいないところがこのマンガの面白いところだと思うので、そこは必須だと思うのだけどどうなるんでしょうね。この紹介文にはえらくさわやかさを感じるので、そこまで変えたら別の作品になる気がします。

いつもの事ながら少ない情報でベラベラ好き勝手書きすぎだと思うよ。見なきゃわからんのに。