最近のマンガ

という訳で会場である秋葉原に久しぶりに行ってました。別に地元で買えばいいのに、何故か秋葉原ではマンガを良く買ってしまう不思議。という事で、今回も色々10冊近く買ってしまったな。

その中で今特に面白いと思うものを4つほど。

ドージンワーク (3) (まんがタイムKRコミックス)

ドージンワーク (3) (まんがタイムKRコミックス)

ドージンワークの良さって、笑いを完全に読者に任せているところじゃないでしょうか。というか単純にツッコミが少ないだけなんですけど。でもその何というか、わざわざ律儀に何にでも突っ込む(しかも大げさに)今のジャンプマンガ的風潮に辟易しているので、こういうスタイルは大事なんじゃないかと思うんですよね。
内容は露理がますます極悪になり、かねるはますますオトナコドモになり、星君はますますおかしな人になり、なじみは主人公なのにますます存在感が無くなっていく、という巻でした。存在感が無くなっていくのが面白いなじみは良いのですが、存在感が無くなっていることに気付かないジャスティスもやばいのではないか。まあそれだけ他のキャラが生き生きしてるんですけど。

シグルイ 8 (チャンピオンREDコミックス)

シグルイ 8 (チャンピオンREDコミックス)

バキと絵が似てるっていう人がいるけど、そうかなあ。表紙は何となく分かるけど中身は全然違うと思う。
まあそんな事はどうでも良くて、8巻、なんか凄く面白かったです。やっぱ今までこれでもかというぐらい斬って斬られての話があったもんだから、主人公二人が真剣勝負となると、これでもかと言うぐらいの緊張感が出ますね。一つ一つの動作が本当にハラハラして、ワクワクします。源之助かっこよすぎだー。

[rakuten:book:11842972:detail]
やっぱり「エクソダス(民族大移動みたいなもの)」や敵である鉄道会社「シベリア鉄道」だとかいった、独特の設定が面白いですね。アニメも面白かったんだけど、アニメよりも設定が文字になってるから把握しやすいし、それにちょっと重めになってるところも良いです(そもそも重くなって当然のような設定なのにアニメは明るくやりすぎだ。好きなんだけど)。これからどうなるか知っていても、アニメの細部を描いているのでむしろ読む気が満々あふれて来ます。

皇国の守護者 1 (ヤングジャンプコミックス)

皇国の守護者 1 (ヤングジャンプコミックス)

えらく堅く戦術や戦略の話をしているので非常に読むのに時間がかかるのですが、段々慣れてきてそれが楽しくなってきます。また堅いように見えて、虎とか竜とか出てくるってのも何だか良いです。だって主人公側の<皇国>と来たら<帝国>にやられっぱなしで、そういう強い武力を持ってないと見せ場がないからね。
しかし「皇国の『守護者』」というだけあって守りの話です。もうボロッボロにされてるんだけど、そこを何とかできないかと足掻く。そんな状況の話だからこそ熱いです。逆境上等。

未来日記」はヒロインのヤンデレぶりを見るために1巻が面白くないと感じたにも関わらず2巻を読んだのですが、それでも面白さが分からない。なんでだろう。あと「ユリア100式」はさすがに飽きてくるところがありますね。「イッパツ危機娘」ファンとしてはこっちをオススメします。