回顧厨と呼ばれて
いい加減ゲームでやめほしいこと : 【2ch】ニュー速クオリティ
「龍が如く2」をプレイしました。
取り敢えずクリアして思ったこと。
- 良いところ
- ヒートアクションが多彩になっていて、いろんな所でぶちかましたくなる。
- ケンカの迫力がビンビンで爽快。
- 悪いところ
- アクションゲームなのに大体ムービー見てる。
- 敵の動きが単調なクセして体力だけは高い。
- サブストーリーやサブイベントが多すぎて煩雑。
- ザコキャラの弱さは異常。緊張感がない。
とまあこんな感じで確実に悪いところのほうが多いです。「龍が如く」の魅力はケンカの演出だけだと言っていいのかもなあ。まあ別にストーリーもつまらなくはないんだけど、1でお腹いっぱいだわ。
ほんでそのウリであるケンカにしても迫力だけに頼って、内容的にはただ殴る蹴るの繰り返しだから多少飽きてくる感じもします。もっとケンカに力を入れればいいのに、ゲーム性の部分で。
ジャンルを見ると「アクションアドベンチャー」と表記してあるけど、アクションは簡単だし、アドベンチャーっつっても殆ど矢印通りに進んでいけばイベントはこなせるので、難易度的には非常に簡単ですね。
僕はファミコンとか好きなので秋葉原でよく買ったりするのだけど、昔のファミコンって技術を競うものだったと思うんですよ。どれほど自分がこのゲームを上手くプレイできるか。だから初期のファミコンなんかでは点数が非常に重んじられていた訳で。ファミコン以前もそうですよね。ピンボールとかインベーダーとか。
でも最近のゲームは殆どがクリアできて当然みたいな感じになっているのではないかなと思います。そりゃRPGとかだと最終ダンジョンでクリアできなくなって最初からやり直しとかだと手間もかかるから、ある程度ハードルを下げててもいいとは思うのだけど(レベル上げも作業的になるとつまらないし)、アクションゲームはなあ。やっぱ爽快さだけでは物足りなかったですね。あ、そーいや「ロマサガ3」でラストダンジョンでセーブしたら帰れなくなって完全に行き詰ったことがありました。
誰もがクリアできるゲームをクリアできても自慢にならないじゃないですか。自分しかクリアできないからクリアした時、それだけ興奮するって言うのはあると思うんですよ。
例えば僕の体験から言えば
これらを達成したときはもう叫ばんばかりの興奮でした。何故ならそこにたどり着くまでに並々ならぬ鍛錬の積み重ねをしてきた訳で、その下積みが報われた瞬間だったからです。何となくプレイしてたら何となくクリアしちゃって「あー意外と簡単だったなあ」とは確実に心境が違います。
それにこういう風に何度もプレイする気がおきるのは、難しいからという理由の他に、何と言うんだろう、ステージ制?いやいや今のゲームもステージはあるのか。まあ簡単に再プレイできるからだと思うんですよね。短いかわりに濃密で、ゲームオーバーになっても「コンチクショー」とやり直すことが出来る。やり直すたびにムービーとかイベントとかあったら面倒くさいでしょう。忍者龍剣伝だって章ごとに挟まれるムービーがあるけどAボタンを押せば0.1秒で次のステージですよ。
今のゲームというのはゲーム攻略・ラスボス撃破・エンディング到達志向からストーリー・コンプリート重視な感じに移ってきている感じがします。
最近はプレイヤーが死んでもその直前からリスタートできるものが多いですよね。クリアできるのは当然なんですよ。同じ所で何回も死ぬと「難易度をイージーにしますか?」とかって、バカ言っちゃいけませんよ!あ、そーだ、同じような不満を言うならシューティングゲームもそうですよ。筐体でやるならコンティニューするのにお金という対価を払っているのだからいいにしても、コンシューマで死亡地点から再開できるってどういうこと?絶対クリアできるじゃんそれじゃあ。とか竜騎士07も言ってたなあ「ひぐらしのなく頃に礼」で。
ゲームというのは見るものではなく遊ぶものだというのが僕の考えで、もっと熱中(中毒ではなく)できて興奮(自分のプレイに)できるソフトがやりたいなあと思います。
だからシューティング好きなんですよね。弾幕シューティングとかやってて、物凄いピンチを乗り切ったときの脳汁ドピュドピュっぷりは堪らないですよ。格闘ゲームが好きなのも自分の技量が試されるからなんでしょうけど、最近の格闘ゲームはシステムが高度化しすぎて非常に敷居が高くなってますよね。あれはちょっと嘆かれてしまうところです。だからストⅢとかは凄く評価できると思うのだけど、あれも極めてる人を見ると素人にはマネできないよなあ。(ホントはKOFファンですが)
まあホントは「龍が如く」好きなんだけどね。スカッとするし。ただ好きなゲームだけに、もっとこうすれば良くなるのにと思ってしまうんですね。
僕にとって「ファイナルファイト」は神ゲーで何度もやり直してしまうのだけど、何で飽きないかって言うと、凄く緊張感があるからだと思うんです。だって革ジャン着てるヤマジュンのキャラみたいなザコ敵でも、後ろからイッパツ殴られただけで体力が半分も減っちゃうんですから。そりゃ常に目をギラつかせてイッパツも貰わない様に真剣になりますよ。
こいつを「龍が如く」に登場させるだけでかなり緊張感が生まれるんじゃないかと思いますよ。
とにかく「ファイナルファイト」の敵の強さといったら異常で、通常面でさえ、「龍が如く」のボス戦以上の緊張がある訳です。ボスばっかり出てきている感じ。コンティニュー回数も制限があるし、負けたらゼロから再スタート。まあしかしだからこそ攻略に価値が出てくるんじゃないかということです。
取り敢えず今は「魂斗羅スピリッツ」を頑張っています。こればかりはコンティニュー無いと無理だわ。あっても無理だけど。
あ、あと「ソロモンの鍵」にステージセレクトつけてくれー。