エロマンガを(知識がないのに)考えてみた
コメントにレスをつけていたら思わぬ長文になってしまったので、こっちで返答します。
>少女漫画と男エロマンの性的対象って画一的だよなぁ
少女漫画は「キラキラ」でエロマンは「ドピュドピュッ」って感じかな?まあ実際エロマンガなんて内容的には似たようなものが多くて「D・V・D!D・V・D!」「お前の姉ちゃん次世代DVDだな」「マジ童貞!?」「らめえええええええっ」とか言っても、結局はやって発射するだけといえばするだけです。エロと関係ないところで目立っちゃってるよ。(みさくらなんこつは特殊か)
でも僕は実際は多様だと思う。一度
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↑この元ネタのマンガを読んだことがあるけど、結構面白かったよ。多分知られていない面白いエロマンガっていっぱいあると思うんです。
では面白いのに何故知られないか。
「エロマンガとは抜く為のものだから」と考えられているから
正直「エロマンガってのは抜くためにある」って言うのが一般的な認識で、おそらくエロマンガ消費の大半はそういうニーズに支えられていると思います。でもエロのあり方を掘り下げて書くと抜けないものになっちゃう。レベルが上がりすぎると観念的になっちゃうんと思うんです。
性的快楽と言うのは身体的なものだから、「あ!はだか!まんまんみえた!エロい!」とかまさに「まんまんみてちんちんおっきおっき」みたいに、大方のエロマンガというのは極めて単純で肉体的な反応に忠実なものであると思います。だから一般的に抜くためのエロマンガは形式的に画一化しているんだという部分もあると思うのです。
どこに売ってるのか分からないし、そもそもエロマンガ趣味の人間が少ない
でもそんな単純なエロマンガばかりではない。
しかしそれをどこで手に入れるかといわれると一切見当が付かないんですよね。そもそもエロマンガを読んだことがある男性でもその8割ぐらいはエロマンガの出版社とか雑誌名とかって把握してないと思うんですよ。
普通男性が「俺エロマンガ読んでるぜ」と言うのは誇れるものではないからか、口コミもないし、売り上げランキング何ていうものも無い。何も情報が無い中で、数少ない名作を引き当てるのは運を天に任せるしかない。またマイナーエロマンガ誌の作品傾向をバッチリ抑えている人間というのも少ないと思われます。少ないから情報も敷衍しない訳です。そもそもどっかのサイトでエロマンガが薦められていたとしても、購入まで行かないのが普通ですよね。マンガならすぐ買うのに。ハードルが高いんですよ。
エロマンガはディープになるとすぐドギツイ方向に行く(というイメージ)
エロマンガってコンビニに置いてあるようなものは非常に絵も最近の感じで綺麗だし、快楽天なんて村田蓮爾とかGoFaとかオシャレなスペースで展示をやっているような人が表紙を書いたりしています。
でもあれはごく一部の話であって、コンビニエロマンガ雑誌を除くと、大半はおかしな方向へ進んでいく。僕は思うのだけど、なんであんなにふたなりって普及してるの?でも結構エロマンガ雑誌ではあたかも普通のように登場するんだよね。
まあこういう異常事態を見てもらったら分かるように、エロマンガはちょっと潜ると、結構やばい方向に行きがちに見える。最終的には真性ロリだのスカだのグロだの人○改○とか四○切○で達○とかに行ってしまうわけですが、こういうジャンルと言うのは基本的にエロマンガが主戦場なんですよね。
もちろん一部の危ない人がスナッフフィルムとかを撮ったりしているのも世界の現実なのだろうけども、一市民がそういうのを手に入れる手間やコストを考えればマンガで欲求を満たすのは当然の成り行きです。エロゲもそんなん少ないみたいだし。
だから僕はエロマンガではライトで形式的で画一化したものしか手を出せないし、冒険して怖い目を見るリスクをしょいたくないと言うのがあります。でもライトダークなエロ物語と言うのはエロマンガで栄えると思うので、面白いのがあれば読んでみたいとも思います。
何でこんなに熱くエロマンガについて語ってしまったのだろうか。自分にとって全然明るくないジャンルなのに。
という事でほぼ印象です。イメージは完全に僕の頭にあるものでとても一般化できません、というか男性のエロマンガに対するイメージ自体、かなり多様な感じがしますね。一度研究してみたいカモ。エロマンガ・スタディーズ読んでみたいカモ。マホホー。
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