はてなのアクセス数は異常(ページビューだけど)。

以前エキサイトブログをやっていた時は、2年半日記をつけて総アクセス数が1万ちょいぐらいでした。mixiの足跡は2年で5千でした。でもはてなは3週間で4000(ページビューだけど)。あまりの速さに驚きました(ページビューだけど)。

どうやら閑古鳥の鳴くエキサイトとは利用者の数が段違いのようですね。またはてなキーワードなどで、外に広く広がっているのも一つの原因でしょうか。例えばキーワードの一致する率が高いブログを教えてくれる「おとなり日記」なんていうのも、エキサイトには無いものでしたし。思えばエキサイトってすごくクローズドだったような気がしてきたな。

でもページビューが増えることにうれしさを覚える一方で、不安も覚えます。自分の文章が沢山の人に見られている、これはなかなかコワイ事です。文章やその内容に自信がないからです。

はてなってなんとなく論説調のブログが多いような気がします。僕も知らないうちにそれを(実際そうかどうかは分からないけれども)作法として勝手に内化して、そんな調子で文章を書いてきてしまっています。しかし有名どころのブログの意見というのは僕とって新奇的なものが多いし、新たな知見を与えられるような文章が沢山ある訳で、僕がこんな場所でしたり顔で書いている文章なんて、そういうやんごとなき内容の前にはその稚拙さを思い知るのみ。

自分ですらそんな思いであるのだから、ましてや一般読者をや。

そういう事を考えるとmixiというのは非常に居心地のいいところで、取り敢えずこっぴどく批判される恐れがありません。仮にされたとしてもそれが広く知れ渡ることはありません。しかしこっちはオープンなだけにガチンコです。僕の意見が誰かにこき下ろされたとして、その様子はネットが出来る人間であれば誰でも見ることが出来ます。一種の公開レイプの様なものです。これは言い方が悪いな。えーと、親にAVに出演してることがバレないかビクビクしてる女子大生のようなものです。

しかし我々ブロガーは衆目に自分の考えを晒すことを承知の上でブログに文章を上梓していて、そのブログというものは賞賛・批判を含めた交流を是としているわけだから、日和っているヤツァ邪魔なだけです。もっと強くならないと。

人間は怒ってくれる人や叱ってくれる人がいなくなると腐敗するのだとチビッコ先生が言っていました。まあそんななかで磨かれていくのでしょうね、人間って。また「人の患いは人の師となるを好むにあり」という古人の言葉もあります。裏返せば叱ってくれるのをありがたく思うぐらいの気持ちを持てという事かも知れません。

だから来訪者が多いことにビビらず、コレまで通り拙文駄文を書き続けるのが正解なんだろうなあ。

しかしホントにはてなに来てからというもの、自分の書く文章が変わっていると感じます。エキサイトやmixiの過去ログを読み返すと本当に実感します。これはなんなんだろうな。はてなマジックです。

こっちに移ってからというもの、オタクの話しかしてないですもん。一体どうしてしまったのか俺。もっと他にも趣味があるだろう。